2020/11/20 22:13

とても重たくて丈夫なカシミアのミドルゲージのニットです。
見た目にも手触りもカシミアってばれない仕上がりです。
コットンと思えば、思えるくらいに凝縮感とドライなタッチがします。
糸を強くねじって硬く仕上げて、毛羽立ちをなくした糸を使っています。
ブラックもホワイトも自然光での見た目が、特にきれいで上品です。
繊細で柔らかい感じは、素肌で着用してようやく気付くくらいの仕舞い込んだ仕上がりをしています。
製品後にとてもゆったりと染めたり洗ったりすることで、みずみずしい光沢とは違ったマットな艶とドライな質感のある風合いがします。
着用したときの輪郭が、くっきりとしていてニットなのにシャープな印象がするとおもいます。
張りが強い肌触りと、手に持った時の重量とは違って軽い着心地がするのは、加工によって編地が締まったことによるものです。
繰り返しの着用とお洗濯によって、糸はだんだんと解されて見た目にもカシミアの風合いが時間の経過によって感じられるようになるはずです。
tie dye の仕上げは、染色部分にくっきりとした陰影が残ってかっこいいです。
カシミアの華やかさを仕舞い込んだことで、普段着とのバランスが凝縮された感じがします。
たき火とカップ麺のような、日常のような日常ではないような
好きな人には、好きな雰囲気だとおもいます。
今回のニットはご自宅でのお洗濯も、センシティブな洗い心地がしないので取り入れやすいと考えています。
どうぞお試しくださいませ。